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ChubuSat-3衛星について

最新情報(2016/4/13)

平素よりご支援誠にありがとうございます。
なかなかお礼のご挨拶ができておりませんが、皆様からいただいている情報は全て目を通し ており、極めて貴重な情報として活用させていただいております。
ChubuSat-3衛星はアマチュア無線帯での通信は確立しているものの、現在一部の機器でトラブルがあり、初期運用を継続しています。我々としましては、衛星の状態監視とミッション機器運用に向けての作業を続けておりますので、皆様のご支援をいただければ幸いです。ChubuSat-3衛星はテレメトリーモードの他に、遅いビーコン(50word/min)と速いビーコン(100 word/min)のモードがあり、このうちどのモードになっているかだけでも非常に助かります。特に、速いビーコンモードはその状態に遷移していること自体が非常に 重要な情報になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

現在初期運用中です(2016年3月5日現在)。

  • アマチュア無線帯について通信が確立しました。
    • ビーコンの中心周波数は2kHz低めにでています。
    • FMの中心周波数にずれはありませんが、スペクトラムには+/-5kHzにピークがあります。
  • ChubuSat-3からの電波の受信に成功しました。

これまでのアマチュア無線家の方々から情報提供に感謝いたします。 初期運用中はコマンド送信、テレメトリ受信、解析など色々と手一杯の状態です。お返事が遅くなることもありますが、皆様からの 情報は全て目を通しております。
ひきつづき、情報提供をお願い致します。

★ニュース

  • 2016年2月17日 JAXA種子島宇宙センターより打ち上げられました。
  • 2016年1月15日 JAXA筑波宇宙センターより種子島へ搬送されました。
  • 2015年12月11日 熱真空試験を終えました。
  • 2015年12月15日 無線局予備免許が交付されました。
  • 2015年12月11日 打ち上げ日が2016年2月12日に決定しました。
  • 2015年11月20日 振動試験を終えました。
  • 2015年11月4-6日 分離衝撃試験を行いました。
  • 2014年8月27日 ASTRO-Hの相乗り小型副衛星に選定されました。

★問い合わせ先

    E-mail: chubusat3 [at] frontier.phys.nagoya-u.ac.jp

ChubuSat-3衛星

概要

ChubuSat-3衛星(別名金シャチ3号)は、ChubuSat-2衛星と同様、50kg級の超小型衛星です。2014年8月にX線天文衛星ASTRO-Hの相乗り副衛星の1つとして2号機とともに採択されました。

ミッション目的

ChubuSat-3衛星のミッションは、氷河の減少や海岸線の後退といった地球温暖化の状況をモニタすることにあります。そのための高分解能カメラを搭載しています。さらに、スペースデブリを観測することも狙っています。

システム概要

◎姿勢制御系

太陽センサ、地磁気センサ、ジャイロ、リアクションホイールと磁気トルカによる3軸制御。

◎電力系

軽量、高発電効率をもつ太陽電池セルとニッケル水素バッテリー。

◎通信系

Sバンド帯(アップリンク/ダウンリンク)、アマチュアVHF(アップリンク)、アマチュアUHF(ダウンリンク)

アマチュア無線関連

★軌道情報

TLEは以下の通りです。(2016年3月5日10時現在)。
ChubuSat-3衛星のIDは41339になります。
1 41339U 16012C   16063.72954763  .00000957  00000-0  69337-4 0  9992
2 41339  31.0095 219.1239 0013747  89.2458 270.9756 14.99457215  2280
TLEは随時更新していく予定です。
NORADから取得できます。

★CWビーコン情報

ChubuSat-3は通常、次のようなモールス符号を含むCWビーコン(437.425MHz ASK)を発信します。
 「CQ CQ CQ DE JJ2YPO JJ2YPO」
(インターバル
 「S1 ** ** ** **」 **部分は左から順に、受信レベル、二次電池ch1電圧、二次電池ch2電圧、二次電池ch3電圧
(インターバル)
 「S2 ** ** ** **」 **部分は左から順に、二次電池ch4電圧、二次電池A温度、二次電池B温度、太陽電池発生電流値
(インターバルがあり、また繰り返し)
受信レベル、二次電池電圧・温度、太陽電池電流値はAD変換値(0~255のHEX 値)をASCII文字としています。AD変換値と実際の物理量の対応テーブルはこちらになります。

もしChubuSat-3からのモールス信号を受信した場合には、chubusat3 [at] frontier.phys.nagoya-u.ac.jpまで連絡ください。

★HK テレメトリ情報

  • 通信速度: 9600 bps
  • 周波数: 437.425 MHz
  • 変調: GMSK
  • プロトコル: KISS
  • デコード手順
    1. KISSプロトコル パケットデータを受信(毎秒2 パケット)する。
    2. パケットヘッダー(0xC0 0x10)とフッター(0xC0)を検出し、取り除く。
    3. 492バイト パケットに逆FEND変換(0xDB+0xDC->0xC0,0xDB+0xDD->0xDB)を施す。
    4. 492 バイトパケットを4つの123バイトのサブパケットに分割する。
    5. 123 バイトサブパケットから、16バイトヘッダーと3バイトフッターを除き、 104バイトデータを生成。
    6. エラー補正コード(Cソースコード) を用いて104バイトデータから71バイトテレメトリデータに変換(HK テレメトリデータ)
  • テレメトリデータ(71バイト)の内容
  • テレメトリリスト
  • 注意事項 : テレメトリリストの温度センサデータは変換テーブルを参照のこと。 もしHKテレメトリデータを受信されましたら、KISSフォーマット(拡張子 .kss)で頂けると幸いです。


★メッセージ交換サービス情報

ChubuSat-3はメッセージ交換サービスを予定しています。軌道上チェックアウト終了(2016年3月以降)後、このサービスを使用できます。自分のメッセージをアマチュアVHF(145.84MHz FSK 1200bps)で送ると、機上の専用メモリに保存されます。照会メッセージを送ることで、誰もがその保存されたメッセージをアマチュアUHF(437.425MHz GMSK 9600bps)で読むことができます。アップリンク、ダウンリンクのフォーマットはこちらになります。

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