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ChubuSat-2衛星について

最新情報(2017/11/6)

アマチュア無線帯の電波受信は続いています。
衞星の受信状況につきましてはこちら

現状報告とお願い(2016/4/13現在)
平素よりご支援誠にありがとうございます。
なかなかお礼のご挨拶ができておりませんが、皆様からいただいている情報は全て目を通し ており、貴重な情報として活用させていただいております。
ChubuSat-2衛星はアマチュア無線帯での通信は確立しているものの、現在一部の機器でトラブルがあり、初期運用を継続しています。我々としましては、衛星の状態監視とミッション機器運用に向けての作業を続けておりますので、皆様のご支援をいただければ幸いです。ChubuSat-2衛星はテレメトリーモードの他に、遅いビーコン(50word/min)と速いビーコン(100 word/min)のモードがあり、このうちどのモードになっているかだけでも非常に助かります。特に、速いビーコンモードはその状態に遷移していること自体が非常に 重要な情報になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

現在初期運用中です(2016年3月5日現在)。
  • アマチュア無線帯について通信が確立しました。
    • ビーコンの中心周波数は6kHz低めにでています。
    • FMの中心周波数にずれはありませんが、スぺクトラムには+/-5kHzにピークがあります。
  • ChubuSat-2からの電波の受信に成功しました。

★ニュース

  • 2016年2月17日 JAXA種子島宇宙センターより打ち上げられました。
  • 2016年1月15日 JAXA筑波宇宙センターより種子島へ搬送されました。
  • 2015年12月11-20日 熱真空試験を行いました。
  • 2015年12月15日 無線局予備免許が交付されました。
  • 2015年12月11日 打ち上げ日が2016年2月12日に決定しました。
  • 2015年11月26-12月2日 衛星ベーキングを行いました。
  • 2015年11月16-20日 振動試験を行いました。
  • 2015年11月11-13日 分離衝撃試験を行いました。
  • 2014年8月27日 ASTRO-Hの相乗り小型副衛星に選定されました。

★近況写真




★パンフレット


2016年3月、ChubuSat-2衛星のパンフレットを刊行しました。

★問い合わせ先

E-mail: chubusat2 [at] frontier.phys.nagoya-u.ac.jp

ChubuSat-2衛星

これまでの経緯と概要

ChubuSat-2衛星(別名金シャチ2号)は、ChubuSat-1衛星につづく、超小型衛星ChubuSatシリーズの2号機にあたります。大きさは50cm角程度、重さが約50kgあります。2014年8月にX線天文衛星ASTRO-Hの相乗り副衛星の1つとして3号機とともに採択されました。 以降、名古屋大学、大同大学、MASTT(Monozukuri AeroSpace Technology Team)によって本格的な開発がすすめられてきました。衛星はすでに完成しており、打ち上げを待つばかりとなっています。ChubuSatは、今後も継続的に打ち上げることにより、中部地区の航空宇宙産業の活性化、商業化を展開することを目指しています。

ミッション目的

ChubuSat-2衛星の目的は、主衛星であるASTRO-Hと同時期、同軌道に打ち上げることで、ASTRO-H天体観測の妨げとなる放射線をモニタし、ASTRO-H観測をサポートすることにあります。さらに、アマチュア無線アンテナを搭載し、アマチュア無線によるメッセージ交換などを行います。その他、ChubuSat実践プログラムの中で大学院生から提案があった、太陽から到来する中性子の観測を行うことも計画しています。

システム概要

◎ミッション機器

ミッション機器として以下の2種類を搭載しています。
  • 放射線検出器 放射線の中でも中性子とガンマ線を主に観測します。 これまで宇宙実績のない、浜松ホトニクス社製半導体光センサMPPCと古河電子製GAGGシンチレータを使用しています。名古屋大学で新規開発しました。
  • 赤外線センサ 放射線検出器データの補助のために搭載されます。

◎姿勢制御系

太陽センサ、地磁気センサ、ジャイロによる検知と、リアクションホイールと磁気トルカをアクチュエータに用いた太陽指向制御。

◎電力系

太陽電池セルによる発電とニッケル水素バッテリーによる蓄電・電力供給。

◎通信系

アマチュア無線アンテナとSバンドアンテナを搭載し、アマチュア無線帯は一般に開放。

アマチュア無線関連

★軌道情報

TLEは以下の通りです(2016年3月5日10時現在)。
ChubuSat-2衛星のIDは41338になります。
1 41338U 16012B   16064.66413417  .00001062  00000-0  78142-4 0  9993
2 41338  31.0035 213.2330 0014157  92.6443 267.5827 14.99218775  2454
TLEは随時アップデートしていく予定です。
NORADから取得できます。

★CWビーコン情報

ChubuSat-2のビーコン信号(437.100MHz ASK)フォーマットは以下の通りです。
 「CQ CQ CQ DE JJ2YPN JJ2YPN」
(インターバル)
 「S1 ** ** ** **」 **部分は左から順に、受信レベル、二次電池ch1電圧、二次電池ch2電圧、二次電池ch3電圧
(インターバル)
 「S2 ** ** ** **」 **部分は左から順に、二次電池ch4電圧、二次電池A温度、二次電池B温度、太陽電池(+Z面)発生電流値
(インターバルがあり、また繰り返し)
受信レベル、二次電池電圧・温度、太陽電池電流値はAD変換値(0~255のHEX 値)をASCII文字としています。AD変換値と実際の物理量の対応テーブルはこちらになります。

もしChubuSat-2からのモールス信号を受信した場合には、chubusat2 [at] frontier.phys.nagoya-u.ac.jpまで連絡ください。

★HK テレメトリ情報

  • 通信速度: 9600 bps
  • 周波数: 437.100 MHz
  • 変調: GMSK
  • プロトコル: KISS
  • デコード手順
    1. KISSプロトコル パケットデータを受信(毎秒2 パケット)する。
    2. パケットヘッダー(0xC0 0x10)とフッター(0xC0)を検出し、取り除く。
    3. 492バイト パケットに逆FEND変換(0xDB+0xDC->0xC0,0xDB+0xDD->0xDB)を施す。
    4. 492 バイトパケットを4つの123バイトのサブパケットに分割する。
    5. 123 バイトサブパケットから、16バイトヘッダーと3バイトフッターを除き、 104バイトデータを生成。
    6. エラー補正コード(Cソースコード) を用いて104バイトデータから71バイトテレメトリデータに変換(HK テレメトリデータ)
  • テレメトリデータ(71バイト)の内容
  • テレメトリリスト
  • 注意事項 : テレメトリリストの温度センサデータは変換テーブルを参照のこと。 もしHKテレメトリデータを受信されましたら、KISSフォーマット(拡張子 .kss)で頂けると幸いです。

    ★メッセージ交換サービス情報

    ChubuSat-2は軌道上チェックアウトを終えた後(2016年3月以降)にメッセージ交換サービスを予定しています。自分のメッセージをアマチュアVHF(145.815MHz FSK 1200bps)で送ると、ChubuSat-2の専用メモリに保存されます。照会メッセージを送ることで、誰もがその保存されたメッセージをアマチュアUHF(437.100MHz GMSK 9600bps)で読むことができます。アップリンク、ダウンリンクのフォーマットはこちらになります。

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