ホーム > リーダー養成セミナー > 4. ものづくりセミナー > 量子コンピューティング入門: D-Waveスタイル

量子コンピューティング入門: D-Waveスタイル

「D-Wave Systems」は、量子コンピューティング・システムとソフトウェアを開発するリーダー企業であり、世界で唯一、産業界へ量子コンピュータを提供している。その使命は、最も挑戦的とされる国防や科学、技術、商業の各分野で、課題を解決するために、量子コンピューティングの力を最大限に引き出すことにある。D-Waveのシステムは、ロッキード・マーチン、Google、NASAエイムズ研究所、南カリフォルニア大学、ロス・アラモス国立研究所など、世界最先端の企業・機関で採用されている。量子コンピュータでは、従来のように「0」または「1」で表されるビットを用いて情報を格納するのではなく、「量子ビット」(キュービット:「0」と「1」の情報を重なり合った状態で保持できる)を用いて、情報を「0」、「1」または「両方」として同時にエンコードできる。この「重ね合わせ」が、「もつれ」と「量子トンネリング」の量子効果とともに、量子コンピュータに多数のビット組み合わせを同時に検討・演算することを可能にする。「D-Wave Systems」は2010年に世界で初めて量子コンピュータ「D-Wave One™」を市場にリリースした。 2013年には512キュービットの「D-Wave Two™」システムを、2015年には1000+キュービットの「D-Wave 2X™」システムを、そして新しい2000キュービットの「D-Wave 2000Q™」システムの出荷を始め、世代ごとにシステムのキュービット数を倍増させてきた。「D-Wave 2000Q™」システムを用いて課題を解決することは、山頂と谷からなる景観から最低高度点を見つけようとすることにたとえることができる。考えうるすべてのソリューションは、景観上の座標にマッピングされ、その高度はその地点におけるソリューションの「エネルギー」または「コスト」となる。目的は、地図上で最低高度とそのポイントを見つけて座標を読み取ることにある。これによりエネルギーが最小化され、課題に最適な解決策を得ることができる。「量子トンネリング」のような量子物理学における特殊な性質は、量子コンピュータ以前の古典的システム(従来型コンピュータ)では実現できなかったが、このような景観探索が可能となった。 本セミナーでは「D-Wave Systems」をご紹介してから、今後考えられるアプリケーションについて議論しながら量子コンピューティングの概要を紹介する。その後で「D-Wave 2000Q」システムのデモンストレーションを実施する。

「D-Wave 2000 Q」システムのプレスリリース

Registration form [for "Space Exploration and Research" LGS only]

Registration form [for the other people]

Discussion session: 17:15- at Science Bldg. B, Room B311.


poster

slides (part1) by Mr. Ewald

slides (part2) by Dr. Dahl

  1. 全て
  2. »2017年
  3. »2016年
  4. »2015年
  5. »2014年
  6. »2013年

▲ページの先頭へ戻る

ホームへ戻る