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CubeSat Project「QB50」からみる小型衛星の国際協力と発展方向(学生主催企画)

近年、小型衛星が持つ利点を生かした開発や打ち上げが増えている。2000年頃に概念が確立し始めた「CubeSat」は、登場初期には主に大学での宇宙技術エンジニア養成のために採用された。しかし最近は(1)開発コスト、(2)時間、(3)汎用性など小型衛星ならではの利点を生かして、科学的ミッションだけでなく、商業用としても応用範囲が広がっている。CubeSat Project「QB50」は小型衛星の特徴を上手く利用したプロジェクトとして注目を集めている。2U(10×10×20cm)の大きさの「CubeSat」50機を高度600kmの軌道に上げ、上層大気の観測を目的として25カ国で協力ミッションが進められている。
今回のセミナーに講師として招聘されたJiHyun Park氏は小型衛星の専門家として「QB50」では韓国側リーダーとしての役割を担っている。また、彼の同僚のJunhwi Bak氏は衛星推進系の研究者として、稲守先生は日本の小型衛星の専門家として、今回のパネルディスカッションで概要を解説する。「ChubuSat」を通して宇宙利用に興味があるLGS学生として、彼らの経験から小型衛星を用いた宇宙開発や国際協力に関する情報を共有し、これからの宇宙利用に関する意見交換を進めたいと考える。

■当日のスケジュール
1.セミナー(14:45-16:15)
・講義「QB50の概要と小型衛星の開発動向」 - JiHyun Park氏(ソウル大学校)
2.パネルディスカッション(16:30-18:00)
・解説「小型衛星推進系の発展動向」 - パネリスト Junhwi Bak氏(東京大学)
・解説「日本の超小型衛星の現状」 - パネリスト 稲守孝哉講師(名古屋大学)
・コーディネーター:Mr.Inchun Park(Ph.D.学生、名古屋大学)
★国際協力の観点から見た小型衛星の未来 - QB50研究員たちとLGS学生間の議論




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