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全く新しい月惑星探査機着陸システム
月惑星探査機の着陸ミッションにおいては、さまざまな着陸地面への着陸に際し、大きな衝撃力の影響を緩和し、探査機の転倒を防止することが求められる。講師の研究グループではエネルギー変換と可変構造に基づいた伸縮脚型親機子機分離機構と呼ばれる新しい着陸機構を開発した。本機構は着陸地面に倣い着陸脚の形状を受動的に調整できるようになっており、探査機に加わるエネルギーをばねのポテンシャルエネルギーに変換するようにできている。その優れた性能は実験的にも示されている。本講義ではこのような全く新しい着陸システムについて議論するとともに、グループワークを通じて参加者にも独創的なアイデアの創出に挑戦していただく。