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【特別セミナー】日本の科学衛星の挑戦

日時:2013年6月14日(金)17:00-18:30
場所:理学南館 セミナー室
講演者:田中靖郎 氏(名古屋大学特別教授、マックスプランク研究所客員教授)

概要:
日本は 1979 年に最初の科学観測衛星を打ち上げ、宇宙物理学、太陽地球物 理学の研究で世界をリードして来ました。田中先生は 1974 年まで名古屋大学 理学部で助教授を務められ、その後、宇宙科学研究所教授、1994 年にご退官 後は、Max Planck 研究所で研究を続けておられます。田中先生は 1960 年代か ら国内外のロケット、人工衛星、気球を用いた天体観測を始められました。当 時は世界的にも飛翔体を用いた観測の草創期にあたり、機器のパーツ、回路部 品の一つ一つから開発を進められました。日本の科学衛星はロケットの進歩と 共に、90 kg 程度の「はくちょう」衛星から 1.7 ton の「すざく」衛星まで、大 型化、高度化が進められました。研究者の常ですが、限られた重さ、大きさの 中で、少しでも高い性能を目指した開発をして、世界に挑戦して来ました。そ のハイライトが 1993 年打ち上げの「あすか」衛星です。420 kg の衛星に X 線 望遠鏡と CCD カメラを詰め込み、これまでにない観測性能をもつシステムで、 世界の X 線天文学に格段の進歩をもたらしました。その生みの親の田中先生に、 どこを工夫し、どんな困難をクリアして、こうした輝かしい成果を収めること ができたか、お話し頂こうと考えております。特に、Chubu-sat プログラムに 加わっている学生さんには大変参考になりますので、是非、出席して下さい。 田中先生は 2010 年に文化功労者に叙せられ、2011 年に学士院会員にもなら れ、合わせて名古屋大学特別教授にご就任頂きました。

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